安曇野の酪農には、
古くからの歴史があります。
後継者不足のため、
酪農家の数は減少しているものの、
それでも昔からたくさんの酪農家が
牛乳づくりで生計を立てており、
かつては日本の乳業メーカーの
多くの工場が集まっていました。
信州安曇野牛乳を生んだ、
協同乳業の発祥の地もここ信州でした。
最初は1頭や2頭の乳牛から
始めたと言う酪農家たちは、
自分たちの牛乳を販売するために
協同乳業を立ち上げ、
みんなで助け合いながら、
酪農の進歩、発展を目指しました。
協同乳業の創業の精神は、
酪農と乳業の共生をめざすこと。
そのため、協同乳業では10名程の
獣医師を社員として抱えており、
牛乳の安全や品質を確保するために、
日々努力しています。
創業以来、70年を超える長い年月のなかで、
獣医師たちが牛乳づくりに深くかかわり、
活躍し続けているのは、
ほかではあまり見られない
協同乳業の特徴のひとつです。